髪の毛の生え変わるサイクル
髪の毛は1本1本の太さや色味、クセなどの違いはありますが、約10万本生えていると言われています。
毎日シャンプーや手櫛を通したりすると「また抜けてる」と感じたり、部屋の掃除をしていると知らないうちにたくさんの髪の毛が落ちていたりします。
1日に約100本ほど抜けると言われている髪の毛ですが、どのようなサイクルで生え変わっているのでしょうか、
ヘアサイクル(毛周期)を知ろう
髪の毛は伸びつづけるものではなく、10万本の毛がそれぞれ成長期・休止期・脱毛・成長期と繰り返していることが知られています。これをヘアサイクル(毛周期)と呼んでいます。
毛周期も詳細が分かれていたり、活動期間があったりしますのでもう少し詳しく説明して行きます。
成長期
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成長期には大きく分けて3つあるとされています。
「早期成長期」「中期成長期」「後期成長期」と分けられますが、この時期が毛乳頭の活動が1番活発になり、髪の毛を成長させています。
ヘアサイクルの中で、成長期が活動期間が1番長いとされていて、男性で3〜5年、女性で3〜7年とされています。
女性の成長期が長いのは女性ホルモンの分泌が多いからとされています。妊娠中に体毛が濃くなることや、産後に脱毛が増えることなど影響を受けるのはホルモンの影響が大きいとされています。
休止期
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休止期は毛乳頭の活動の勢いが弱まり、やがて止まる時期と捉えておくといいでしょう。
活動が弱まる時期を「退行期」、活動しなくなってしまった時期を「休止期」と呼び、毛乳頭が小さくなって髪の毛を支えきれなくなってしまう=ぬけてしまうまでの時期です。
正常のサイクルでは退行期は2〜3週間、休止期は1〜3ヶ月とされています。
脱毛
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休止期で髪の毛をなんとか支えていた毛乳頭も、どんどん小さくなって支えきれなくなって抜けてしまうのが「脱毛」です。
しかし脱毛しても毛乳頭は頑張り屋さんなので再度活動を始めます。この時期を「新生期」と呼びます。
本来は「新生期の毛乳頭が活動を始めて、休止期の髪の毛を押し上げて抜ける」のがヘアサイクルとして正解なのですが、日常生活ではシャンプーや手櫛、イライラ等による頭のかきむしり、枕、服等の擦り付けのよって脱毛してしまうので、新生期を待たずして抜けてしまう髪の毛がほとんどだと思います。
まとめ
髪の毛のサイクルには
- 髪の毛が伸びていく「早期成長期」「中期成長期」「後期成長期」
- 毛乳頭の活動が衰退していく「退行期」「休止期」
- 生え変わっていく「脱毛」「新生期」
があるのがわかりました。
ひとえに髪の毛といえど細胞の活動の集合体です。日々細胞分裂を繰り返している我々の体にはまだまだ解析途中のものが多いですが髪の毛にしても同じです。現状で解析されれているものを上げたに過ぎず日夜研究が進められています。
しかし髪の毛のサイクルや脱毛に関しては、直接病気に関係する症例ではないので研究が思うよううに進んでいないのも現状ではないでしょうか。
SNSやブログで数種類の薬について投稿されている方もいらっしゃいますが、自己責任となりますのでお気をつけください。
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